外構とか、エクステリアって言葉は一般的では、ない。
どちらかと言うとマニアックな言葉。
一方で造園とか、園芸、ガーデニングとかは、かなり馴染んでいる
歴史も古い
エクステリアの専門新聞で、知り合いの田村さんと、小林さんが対談している記事の中で
外構、エクステリアに関して、当てはまる言葉がないから、浸透しないし広がらないと
おっしゃっていた。
確かに理由として、それもある。
エクステリアなのか?外構なのか?造園なのか?庭なのか?
おおきなカテゴリーで考えるなら
建築>造園>外構
しかし、ゴルフ場も造園業
宅地開発は、外構造成
伐採工事も、造園、造成外構
道路工事も土木外構
統一された言葉がない!これぞ、外構、エクステリア業を示す言葉!ってのがない!
っていうこと。
言われてみれば、そうだよな。って書きながら思ってきた。
それまでは、持論として、インフラ整備がなされていないので、拡がらないと訴えてきた。
統一した意識がないと、そのインフラも整備されないね。
業界の統一制、【理念】とか、向かうべきところがあれば、みんなでそれを目指す業界になればいいんだけど
自動車産業のように、大きな会社がない!
そんな会社があれば、その会社をマネして理念もなんとなく似通ってきて、業界全体が統一されてくるのかなと。
残念ながら、外構、エクステリアの業界はシェアが小さい。
いや、わざわざ小さくしている
統一していないため、どこまでがシェアなのか、メーカー自体も迷っている気がする。
迷っているので、会社も理念が統一されない
なので、市場が大きくならず、会社もおおくならないから、お手本がなく
てんでバラバラの統一制の無い、業界となっている。
私は、景色、景観を作る仕事を外構、エクステリア業とすればいいのかなと思う。
外構屋さんが、瀬戸大橋のような橋をつくったとしても、それは有りだと思う。
以前にも書かせて頂いたが、日本全国を【庭】と仮定した時に、
その地域の自然を活かした景観を作っていく、提案していくのが、外構、エクステリアなんじゃないかなと
私は四国出身。瀬戸内海をみて育った。
何年か、都会で暮らして、愛媛に帰った時、涙が出た。
とっても、自然がきれいだったから。
こんな素敵な場所で俺は育ったんだ!と、とてもうれしかった。
そんな景色がある【ふるさと】って財産だと思う。
日本全国、いたるところにそんな場所があると思う
ならば、そうじゃない場所も、そんな場所に変えていくのも、我々の仕事ではないのかな。
などと大それた事をおもっている。
何もないのが、いいと思っている人には大きなお世話かもしれないけど。
もちろん、既存のゼネコンも当然のこととして意識して、景観や環境を考えた設計をしていると思う。
でも、彼らは基本鉄骨、鉄筋、セメントが材料
自然のモノを使っているけども、形を変えて加工して、使う。
箱をつくって、街をつくっている。
外構は土、石、緑など自然の素材が材料。そのままを使う。そこにおまけとしてくっついてくるアルミ製品の空間。
空間をつくって、景色をつくる。
これが、外構、造園、エクステリア業の目指すところなのでは、ないのかと思う。
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愛媛県 松山市出身
中京大学 体育学部卒業 体育会 ラグビー部卒
名古屋西区で家族が笑顔で過ごせる空間創りに没頭中
モノ作りが好きなんだと 最近気づきました
家が人を作る その家を作る 環境づくりを使命としてます
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